インプット?アウトプット?

まだまだ夏の残暑が色濃く残り、いやいやこれは残暑ではなくまだのなのではないかと思える今日このごろ。

個人的には秋に向けての研修シーズンが始まったと思っており、その第1週目が終わった先週でした。

夏休み気分は一気に抜け、突然降って湧いたピンチヒッターでの研修登壇@名古屋、リピートで頂いている研修の登壇と続き、週末を迎えたわけであります。


土曜日はシリーズ物の学びの場に参加し、久しぶりのインプット。

ゴルフも楽しいのですが、久しぶりにこういうのもやっぱり楽しい。なんと言っても刺激になる。

どんな刺激になるのかというと、自分の理解のバージョンアップができるところ。

久しぶりのワールド・カフェ参加者として、ありきたりと言っては失礼だが「コミュニケーションとは?」という問いでひと時意見交換をし合う。そんな中で参加者のみなさんから出てくる思いがけないワードや想像していなかった角度からの話に、こちらも色々刺激を受ける。自分では湧き出てこない話。言われたからこそ脳が反応して新たに湧いてくるアイデアや感想。こういうのが自分をバージョンアップしてくれる。


研修や勉強会などに参加することを「インプット」と表現する人も多いのだが、実はそんな場でアウトプットするからこそ学びが深まるんじゃないかんぁ、と私は思っている。

ファシリテーターの「なにか感想ありますか?」の問いかけに黙っている人も多い。実はそれぞれに何かを思い巡らしているのかも知れないし、全く何も考えていないのかも知れない。もうこのあたりで休憩にしようよ、と思って終わりにしたくて黙っている人もいるかもしれない。

でもそんな問いかけに対して、いま感じていることを話すこと、つまりアウトプットすることが自分の考えていることの整理につながるし、それがきっかけになって別の人が話したことがフィードバックとして自分に返ってくる。そこにも新たな気づきはあったりして、これまた学びにつながる。

以前に力を入れていたワールド・カフェという手法は、そんな自分にピッタリの学びの場だった。だから好きなんだな、ワールド・カフェ。


知らないことを知ること、知らない情報をインプットすることは子供の学び方。

今あるものに刺激を与えて、化学反応を起こして新たな発見をするのが大人の学び方。

時々そういう時間は取りたいものだと思いつつ、

インプットするためには自分からアウトプットすることが必要

なことに気づいた、土曜日の学びの場でした。


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