いい湯かな?

30代初頭に自分の経験から感じていたこと。

ぬるま湯にずっと浸かっていたらゆでガエルになっちゃう!

それで会社を飛び出して、シリコンバレーに本社を構える外資系の会社に飛び込んだ。

華やかに見える会社だったけど、慣れない仕事と慣れない英語に苦労した。

夜中に一人で米国の会社と英語で交渉をしたこともある。

通じたていたんだろうか。うるさい日本人と思われていたのかもしれない。


でも、そんな経験で得られたことは間違いなくある。


そこを離れて、ITコンサルティングの会社の人事に入った。

ITは知っているけど、人事は本格的にはやったことはない。教育周りの仕事は知っているけど。

周りがやけに賢く見えた。

デキる人には協力も仰いだし、教えも乞うた。

うまくいかないこともたくさんあった。組織は思い通りには動かないし、オーナー起業ならなおさら。

そんな中で、うまく組織を泳ぎつつ、社外の人脈を作る機会も得た。


楽しい会社だった。

40代初頭だった。


ふと、あの言葉が蘇る。

ぬるま湯にずっと浸かっていたらゆでガエルになっちゃう!


居心地の良い会社を飛び出して独立した。

なんの当てもなかった。


コンフォートゾーンからぬけ出すのは成長するために必要なこと。

これは毎年新人研修で伝えてもいる。

でも、飛び出しすぎるとパニックゾーンに突入して、慌てふためくことになる。

振り返ると、自分のジャンプはチャレンジゾーンとパニックゾーンのギリギリのところに射たのかもしれない。


ちょっとしたがんばりでいい。

小さな挑戦でいい。

その繰り返しで少しずつ成長していけばいい。


大事なのは、自分がいまどのゾーンにいるのかを認識しておくこと。


コンフォートゾーンに居続けたら、要注意。

いい湯だとしても、浸かり続けていると、結局のぼせちゃいます。


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