自分の成長の確認。
人の成長度を測る見方に「視点」と「視野」があると思っている。
これまで人の育成に長いこと関わってきて思う。
若い人はとにかく視点が低い。視野が狭い。
だから仕事をしていても、自分の目の前にある仕事のことしか見えていない。
それが自分に与える影響のことに焦点が自然に絞られてしまう。
知識と経験が積み重なってくると、自然にその視点が高くなり、視野も広くなってくる。
一つの仕事に対して自分の損得だけではなく、ステークホルダーたちのことまで考えたり、未来のことにまで思いを馳せたりする。
これをすると何と何にどのような影響を与えるのかまで、短い時間の中で考慮できる。
では、いまの自分がどこまで広い視点と高い視野で考えられているのか。
それは誰かと比較をしてみたり、客観的なフィードバックがもらえると認識できるようになる。
一人でジタバタしていても成長はわからない。
自分以外の誰かとの関わりが、自分の成長を見せてくれる。
そんな相手を見つけることもまたスキルのひとつになるのだが。
0コメント