もし、余命1年だとしたら・・・
Facebookによると、2年前のこの時期にも沖縄にいたようです。
昨日、宮古島から帰ってきましたが、温度差の違いに驚きます。
沖縄の那覇では24年ぶりに、この時期としてはめずらしい、3日連続の夏日を記録したとか。
宮古も最低気温22℃、最高気温27℃でした。
海の水も気持ちよかったわけだわ。
さて、今回の沖縄入りは、パートナーとして参画している合同会社の年末合宿だったわけですが、3日間、気のおけない仲間同士で過ごす三日間はなかなか興味深い時間となりました。
4人で対話をしていく中で出てきた問い「もし余命1年だとしたら何をするか?」。
数年前の自分なら下世話なことをいろいろ思い浮かべていたんだろうと思います。
ピラミッドを見に行きたいとか、マチュピチュに行きたいとか、オーロラを見てみたいとか、ファーストクラスで世界一周するんだとか。
仕事を辞めて全財産を使い果たすとか、NYに移住するとか、ハワイで余生を過ごすとか。
でも、今の自分に思い浮かんだことは、誰かの期待に応えたい、ということ。
自分の欲望を満たすためだけに残された時間を使うのではなくて、誰かの期待や要望に応えて喜んでもらえることに時間を使いたい。
だからと言って「なんでもやります」ということではなく、やっぱり自分でやりたいとかやろうとか思うかどうかで判断するわけですが。
結局それは自分の欲望でもあるのだけれど。「〜したい」は欲望なのだから。
でも、物欲でもなく、私利私欲にまみれたことでもなく、たぶん今の延長線上にある生き方をそのまま続けて、全うしたい、ということのような気がしたのです。
「もし余命1年だとしたら何をするか?」
この問いから何が出てくるか。
誰の目も気にせず、誰の評価も気にせず、素直に出してみるのはなかなかおもしろい。
1年後、同じ答えが出てくるかどうかはわからないけど、
いま、自分が何を求めて、何のために生きているのかが炙りだされてくるようで、おもしろい問いだなぁ、と思うのです。
そして、こういう問いを繰り出してくる友がいることを、とても幸せに思った、宮古の時間でした。
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