そのドア、開けます?
まずは下の動画を見てもらいたい。
さて、あなたならどうする?
あるカンファレンスにて私の知人が紹介していた動画。
とある研修の導入時に使っているのだという。
この動画を見ながら、人は自分事として捉えていくようだ。
「自分ならどうするだろう?」
ご覧になったあなたもそうではなかっただろうか。
さて、私の答えは、「10mくらい離れて様子を見る」だ。
ところが後で改めて考えてみた。
もし知り合いや仲間と一緒にいる場だとしたら、
私は真っ先にドアを開けに行くのだ!
なんだろう、この違いは?
一体どちらがホントの自分?
その後、そのカンファレンスでおもしろい関数を教えてもらった。
Behavior = f(Personality, Environment)
すなわち、振る舞いや行動は、その人の個性と環境に左右されるということだ。
なるほど。
私の個性は変わらない。
でも、一人でドアの近くにいるか、仲間と一緒にいるかによって、私の行動に変化が現れる。
こういう正確だから、こう考える/こう行動する、とは一概には言えないようだ。
人は環境の動物である
なんて言葉も聞いたことがあるが、私たちは多分に環境あるいはその「場」から大きな影響を受けて生きているらしい。
自分事に置き換えて考えてみると、子育てにおいても、研修のしごとにおいても、自分の仕事についても、「なるほど」と思える節が色いろある。
研修のファシリテーターとしては、
どんな学びの場作りをするのか
によって、受講者の学びの振る舞いが変わってくるということであり、ますますファシリテーターとしての役割が重要になってくると感じた。
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