文章を書くということ

一昔前、ネットではブログが盛んでした。

いま、facebook、LINE、Instagramなどなど、SNS隆盛の時代です。
そして、文字のみならず、写真、スタンプなど、言葉以外で伝える機会も多くなってきています。

写真やスタンプは感情をダイレクトに表現したり受け止めたりするには都合のいい手段だと思います。なので、同じセンスを持っている人たちに届きやすいし、一瞬で伝わったりもします。

これは便利!


一方、言葉で伝える機会が減ることで、感じていることや考えていることをうまく表現しにくくなってきているのも事実ではないでしょうか。


実際に最近の若手社員を見ていると、語彙力、表現力に弱さを感じざるを得ません。
小学生と変わりがない人もいます。むしろ小学生の出来のいい子のほうがうまく表現できているかも。


ブログ全盛時代に私は毎日ブログを更新していた年がありました。

ある日、知人から「文章がうまくなった」と評価してもらうことがありました。
嬉しかったなぁ。

自分自身も、何をどう表現したら良いのかを考えていました。他の人のブログや本などを読んでうまい表現を探したり、語彙を増やすたりする努力を自然にしていた気がします。


書くということは、自分のうちにあるものを論理的に表現する機会になります。
すなわち、書くことは論理的表現力の訓練の機会であるといえます。


この貴重な訓練の機会を、写真やスタンプで代用してしまってはあまりに惜しい。
とくに若いうちは。

もちろん歳を重ねても必要で、家族や気の合う仲間の間でならまだしも、いつも「あれ」とか「それ」で話が通じるとは限りませんのでね。


あの頃のように「毎日」とはいかないまでも、ひとまず100件を目標に書き続けてみようかと思った次第です。


自分の中でどんな変化が起こるのか、それも確認していきたいと思います。


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